毎日を充実させたい!
施設看護師

施設看護師の給料はどれくらい?年収やボーナスについて解説

施設看護師として働く上で気になるのはお給料ではないでしょうか?

施設看護師といってもさまざまな施設があり、それぞれ特徴や給料も違ってきます。

今回は施設看護師の平均的な給料はどれくらいなのか解説していきます。
施設看護師に転職を検討している方はぜひ参考になさってください。

職場別:看護師と施設看護師の平均月収を比較

一般的な病院で働く看護師と、介護施設などで働く施設看護師の平均的な月収を比較してみましょう。

施設名月収
一般病院国立病院453,682円
公立病院461,371円
公的病院430,601円
社会保険関係法人437,915円
医療法人379,025円
個人381,185円
その他411,388円
介護施設介護老人福祉施設422,652円
介護老人保健施設448,962円
介護療養型医療施設437,297円
訪問看護440,368円
通所介護354,319円
訪問リハビリテーション437,296円
通所リハビリテーション415,253円
短所入所生活介護395,256円
介護医療院448,365円

参考:厚生労働省 令和2年度介護事業経営実態調査結果

参考:厚生労働省 第22回医療経済実態調査 (医療機関等調査) 報告

※一般病院の月収は実態調査年収を12で割ったもの

一覧表のとおり一般病院に比べると、施設看護師の平均的な月収はやや低いことがわかりました。

(私は、施設看護師の平均的な月収と同じくらいもらっています!)

施設看護師の業務内容

施設看護師の業務内容は、入所者や利用者の健康管理です。一般的には夜勤や残業がほぼありません。

一般病院では夜勤や残業もありますが、施設看護師なら定時で帰宅でき体力的な負担も少なくすみます。

一般病院に比べれば給料は安い傾向ですが、仕事内容を比べると体力的負担の少ない施設看護師が有利かもしれませんね。

看護師と介護士「良好な関係」3つのポイント

施設では、看護師と介護士がぶつかってしまうケースがあります。
お互いがお互いを思いやる気持ちがあればさけられる可能性も……。

ここからは看護師と介護士が良好な関係を築ける3つのポイントをご紹介します。

お互いを尊重し合う

どのような職種でどのような職場でもいえることですが、お互いがお互いを尊重し合うことが大切です。
というのも看護師も介護士もお互いがその道のプロだからです。

ときには意見の食い違いや譲れない場面もあるでしょう。
しかし看護師と介護士が仲違いしてしまっては、入所者や利用者が困ってしまいますよね。

高齢者の方はそれなりの経験を積んできた人生の先輩です。
仲違いしているのに気づかないわけがないのです。

健康面での不安がもしも利用者にあることを気づいたら、申し伝えのときにどんなわずかなことでも介護士に伝えましょう。

意見や要望・情報はきちんと伝える

施設の中でとても忙しくしている介護士。
日常生活を支えているわけですから忙しいのは当たり前ですよね。

日常面でのサポートでも健康面でのサポートでも重要なのは、施設の入所者や利用者の情報です。
ぜひ情報は伝えてあげてください。

同時に相談したいことや意見・要望も「いつなら都合がよろしいでしょうか」の一言を添えて伝えましょう。

入所者や利用者を一番に考えられているかお互いが確認する

大切なのは施設の入所者や利用者です。
人間関係ですから看護師と介護士お互いの意見が違うのは当たり前です。

もしも意見が対立してしまったら、今一度「大切なのは誰なのか」を考えてみましょう。

給料の高い施設で働く方法

施設看護師として働くのは給料を得るためです。
少しでも多くの給料を得るために、以下の方法が効果的です。

  • 複数の施設を比較検討する
  • 「特定行為研修制度」を利用する
  • 「介護職員処遇改善加算」を取得している施設で働く

それぞれくわしく解説していきます。

複数の施設を比較検討する

施設看護師として就職したり転職したりするなら、複数の施設を比較検討しましょう。

確認すべきは以下の点です。

  • 給料に諸手当が含まれているのか
  • 施設内に看護師は複数なのか
  • 待遇面ではどうか
  • 福利厚生は手厚いか

同じような施設でも待遇面や福利厚生が大きく違っている場合もあります。
比較する施設のメリットやデメリットをよく確認しておくことが大切です。

「特定行為研修制度」を利用する

特定行為研修制度とは2015年10月から開始された制度です。
特定行為研修を終了すれば特定看護師として業務にあたれます。

医師や歯科医師の判断を待たず手順書に示された通りの診療補助が可能です。
施設に医師が常駐していない場合、特定行為研修を終了している看護師がいれば緊急性の高いとき的確な処置が素早く行えます。

施設看護師を検討しているのなら特定校委研修制度の利用を検討しておくのもひとつの方法です。

「介護職員処遇改善加算」を取得している施設で働く

介護職員処遇改善加算とは全5区分からなる、設定された要件を満たした介護事業所で働く職員の賃金改善を行う加算です。厚生労働省が処遇改善のために用意した制度です。

(参考:厚生労働省「介護職員処遇改善加算」のご案内

いくつかの要件を満たした施設には国からお金を受け取れ、給料などに充てられます。

就職や転職を検討している際は、介護職員処遇改善加算の加算額を確認してみてくださいね。

施設看護師の月収は決して悪くない:まとめ

施設看護師とは主に介護施設における、入所者や利用者の健康管理をする看護師のことです。

一般病院に比べ月収は低いものの、仕事内容を比べると突発的な残業や夜勤がない分、体力的負担がありません。
仕事内容を比較すれば決して悪い月収ではないと実際に働いていて思います。

施設看護師を就職先としてまたは転職先として考えているなら、複数の施設を比較検討してみましょう。

おすすめ記事

介護施設に看護師として転職したい方へ!オススメの転職サイトを徹底調査

わかりやすい例文付き!施設看護師の志望理由・動機の書き方を解説

ABOUT ME
しずく
しずく
施設看護師をしています。 病棟で看護師をするのがが合わなかった人。 施設で働くのが自分には合っていたので、施設看護師のあれこれをまとめています。 ちなみに、病棟経験は半年もありません。